「元気」のための基礎知識 家庭血圧測定のススメ編【PR】
2026.01.13
年齢を重ねても心身ともに健康に過ごしたい!
そんな願いをかなえる秘けつをウサギの「げんきち」が取材!
<企画:島根県・島根大学医学部>


【今回の先生】
島根県環境保健公社
理事・健康診断指導医
中川 昭生 先生
「仮面高血圧」に要注意!
高血圧をそのままにしておくと、動脈硬化につながり、ひいては脳卒中や心臓病などの病気を引き起こします。一般的に血圧は収縮期血圧(上の血圧)130mmHg未満、拡張期血圧(下の血圧)80mmHg未満が望ましいとされていますが、下の表のように、リラックスして測る家庭血圧と医療機関で測る診察室血圧では、高血圧と診断される数値は異なります。
しかし、診察室血圧は正常でも、早朝や夜など特定の時間帯、家庭や職場などで測ると血圧が高く、「実は高血圧だった」ということがあります。仮面を着けたように本来の姿(数値)が隠れているようなこの状態を「仮面高血圧」と呼びます。健康診断などでは異常が見つかりにくいため、注意が必要です。

脳卒中発症の最大リスクは高血圧!

脳の血管がつまったり(脳梗塞)、破れたり(脳出血)する病気をまとめて「脳卒中」といいます。島根県の調査によると、発症者の8割近くが高血圧でした。高血圧にはあまり自覚症状がありません。健康診断などで精密検査や治療が必要だと判定されたら、医療機関を受診することが大切です。
血圧は一日中変動している!
血圧は環境や生活、時間帯で常に変化しています。一般的に就寝中は血圧が下がりますが、起床すると上がります。高血圧と診断されていない人も一日を通じて、上はプラスマイナス10mmHg、下は同5mmHg程度変動します。1日1回の測定では、その日の血圧は正しく把握できません。
血圧の変動パターンは人それぞれ。血圧が上がる時間帯によって「早朝高血圧」「昼間高血圧(ストレス高血圧)」「夜間高血圧」に分類されます。このうち、発見が難しく、注意が必要なのは、正常なら下がるはずの就寝中に血圧が高い「夜間高血圧」です。睡眠時無呼吸症候群の人や夜間に何度も目が覚めてしまい、昼間に眠気がある人は夜間高血圧が推測されます。家庭でも血圧を測り、医療機関を受診しましょう。

げんきち:血圧が変動するなんて知らなかった! 1日1回測ればOKだと思っていたよ。
先生:健診などで昼間に測れば正常でも、早朝や夜間は血圧が高い可能性があります。こうした仮面高血圧は気づかれにくいので、家庭での血圧測定が大切なんですよ。
家庭での血圧測定を習慣にしよう!
血圧を継続して測ると、変動パターンが分かります。習慣化しやすい測定のタイミングは起床後1時間以内と就寝前の2回。朝は起床1時間以内、朝食前に。夜は就寝前、晩酌する人は夕食前がいいでしょう。高血圧で治療中の人も自宅での血圧を記録して、受診時に持参することをお勧めします。

血圧の正しい測り方はこちらをチェック
今回のまとメモ♪

げんきち:高血圧はいろいろな病気につながるね。家庭でも血圧を測って、健康管理に役立てなくちゃ!
先生:血圧は健康のバロメーターです。気が付かないうちに血圧が上がっていることも多くあります。家庭での朝晩の血圧測定に加えて、昼間の血圧を職場で測るのもいいですよ。自分の血圧の変動パターンを把握し、記録しておきましょう。
\しまねMAMEインフォ/
先生が家庭血圧の大切さをより詳しく説明した動画はこちらから
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