古材・端材を使った木工家具と雑貨が、自宅一角を改装したショップに並ぶ。

クラフトイベントでも人気のスツールやミニサイズのロボ、オーダー可能な家具など、こなれた風合いに愛着がわく!

ryokusyuuキャビネット

キャビネット(右手前2つ・5段引き出し各8,800円、奥はサンプル)。

部屋のアクセントにもなる小家具。

店頭販売品をベースに、サイズや細かな仕様をオーダーでき人気。

大型のサンプルは、扉や引き出しなどの作りを細かく変えて、実物を見て暮らし向きに合った仕様を選べるようにしているもの。

バラバラな感じも逆にカッコよくて、悩んでしまいそうだ。

ryokusyuuイス

座面の布は店頭で選べ、時間があればその場で仕上げてくれる。

こちらも身長や用途に合わせてカスタマイズ可能で、古材で作った製品もある。

スツール(奥2脚各5,000円、手前4,800円)。

ryokusyuuロボ2
ryokusyuuロボ

木のロボット(各1,500円、動物タイプ2,000円)。

端材にネジやボルトを取り付けた、手のひらサイズの人形に一目ぼれ!

イベントで開催するワークショップでは子どもはもちろん、大人も夢中になってしまうそう。

犬や猫ほか動物を模したタイプもあり、「ペットに似せたものを」といったオーダーも受けてくれる(オーダーの場合2,500円)。

ryokusyuuミシンテーブル

ビンテージのミシン台テーブル(33,000円)とイス(10,000円)。※いずれも価格は材料や仕上げによる

雰囲気ある古いミシン台をテーブルに。

天板は木材や仕上げなどを注文できる。

ミシン台はビンテージなので、手ごろなものから値が張るものまでさまざま。

イスもピアノ用をリメイクしたもので、回転イスの雰囲気を残した意匠がかわいい。

古材の良さは「全てが1点ものになるところ」、と店主の伊藤充秀さん。

傷や腐食という作ろうと思っても作れない“個性”と、一度役目を終えたものが人の手が加わってもう一度表舞台で輝く“物語性”は、いずれも新品の木材にはない魅力だ。

ryokusyuuスピーカー
ryokusyuuスピーカー2

それを端的に実感できるのが、定番商品のウッドスピーカー(3,200~3,500円)。

スマートフォンをセットするだけで音色豊かなスピーカーになり、古い木材そのものの持つ静かな存在感が愛おしい。

ryokusyuu店内4
ryokusyuu店内3
ryokusyuu店内2
ryokusyuu店内1

店内には大小さまざまな家具と、リビングやキッチンで使いたい実用雑貨、心和むオブジェ、手作り作家の委託品などが詰まって、宝探し気分が味わえる。

ドリンクを出すカフェコーナーやレンタルキッチンも備え、間借りのイベント開催が可能。

ryokusyuu外観2

販売用の端材も形状さまざまに用意。

希望のサイズにカットもしてもらえるので、DIY意欲が刺激される。

ryokusyuuドール

妻・みどりさんがライフワークとして親しんできたアメリカ生まれのファッションドール「ブライス」も、ドールハウスとともに飾られている。

作るものはゴツめなものが多かったという充秀さんと、ドールのやわらかな雰囲気を愛するみどりさん…お互いに相手の好むものに触発され、世界観が広がっているのもこの店の特色だ。

ryokusyuu夫妻

もともとは建設機械などを運搬する重機トレーラーの操縦士として働いていた充秀さん。

子どものころから木工が好きで、建具屋を営む近所の幼なじみの家に通っては、技術を教えてもらって工作に励むうち、次第に作るものが本格的になっていったそう。

会社員になっても趣味で続けていたが、ハンドメイドイベントに参加したことが大きな転機となる。

「製品を手に取ってくれる人たちと触れ合えるのが本当に楽しかった」…作風が認知されてオーダーも増え、ついには自分の店を持つ夢へと歩き始めた。

 

会社を辞めるという大きな決断に、「あなたならきっとできる!」と背中を押したのは他でもない、みどりさんだったそうだ。

「『いくら稼ぐか』よりも『何をして生きるか』に重きをおいていきたい」という思いが重なった。

今後は店内でも雑貨作りのワークショップや、小家具を作る教室をスタートする予定。

夫婦二人、お互いの世界を広げながら、この店を通して人生を楽しんでいく。

 

ryokusyuu外観

ryoku_syuu(りょくしゅう)

住所:出雲市稲岡町122-7  【MAP】
電話:080-3584-7572
営業:11:00~16:00(土・日・祝日10:00~17:00)
休み:月・金曜日(祝日の場合は営業)
駐車場:あり
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(記事は2026年1月10日現在)