ばんだい先生
☆家計アドバイス☆
あなたのお宅の家計はいかがですか?
ファイナンシャルプランナー(FP)の上級資格を持つばんだい先生が、家計改善や資産形成のポイントをアドバイスします。
Q.500万円以上の差が出る資金計画
ずっとマイホームが欲しいと思っていましたが、親族の反対もあり実現できませんでした。やっと、親と夫の賛成が得られ、年齢的には遅いと思いますが家づくりを進めたいと思います。40代の家づくりにアドバイスをお願いします。
相談者 家族構成
Aさん(42歳・パート勤務)、夫(45歳・会社員)、長男(16歳)の3人家族
A.
家づくりに“適齢期”はありません。弊社に家づくり相談に来る方は30代から70代まで幅広く、平均すれば45歳前後です。年齢を気にする方は多いですが、私自身も50代で住宅取得し住宅ローンを今も返済中です。40代で気を付けるポイントは、若い頃とは違います。教育資金の本番中であり、また老後資金準備にも着手する時期なので、家計全般に注意が必要ということでは、簡単ではありません。
住宅ローンは、一般的に「借入時65歳未満、完済時85歳未満」という要件がありますが、今回に支障はありません。一方、団体信用生命保険は保障内容によって「借入時50歳以下」という制限がありますので要注意です。
40代の家づくりでは、「どの住宅会社が良いか分からない」「見積書が適正か分からない」「間取りで失敗したくない」「夫は仕事で忙しく、相談相手がいない」「営業されるのが怖い」、こんな声を聞きます。資金面では、「住宅ローンは、本当に返せるか不安」「教育費と家計の両立が心配、そんな声も聞いてきました。一番怖いのは自分たちの実態を知らないまま進むことで、450棟の相談から言えるのは、「適正予算を間違えると、後から必ず苦しくなる」ということです。このコーナーでは特に資金面について回答します。

土地予算は、校区を限定する必要がないので郊外の60坪で1,000万円以内とします。建物予算は、家族構成からリビング収納やWIC(ウオークインクローゼット)はコンパクトにできるので、延べ床32坪で3,500万円以内とします。これらの要件の下、公的年金や遺族年金を正確に計算して予算計画を作成すると、頭金500万円で残り4,000万円は住宅ローンで35年返済となります。将来家計簿では、生涯通して赤字にはならないのですが、夫77歳時の預金残高は約350万円となり不安が残ります。ちなみにこのプランでは、住宅ローンの総返済額は5,769万円、利息合計は1,769万円です。
家計簿から生活費月額31万円に加え使途不明金が約10%と分かります。今回のポイントとなるのは教養娯楽費8・5万円とその他6.8円です。島根県の家計調査では、それぞれ3万円と2.7万円ですので改善すれば住宅ローン繰り上げ返済を60歳時に実行できるようになります。その結果、利息合計は877万円で約891万円の節約となり、77歳時の資産残高は1,080万となります。同じ年収でも500万円以上の差が出る資金計画となります。


ばんだいこうじ
年間100件前後の家計・保険・老後設計・年金・資産運用の家計相談を実施。住宅に関しては、船井総研をはじめ全国各地で専門家に指導・講演を行う住宅業界のカリスマ。松江にあるFP住宅相談所では家づくりが楽しくなるセミナーを開催し、累計350棟以上の家づくりを実際にサポート。
ばんだい先生に相談してみませんか
住宅資金や教育資金、老後の資金など、幅広く家計についての疑問や不安なことを、ばんだい先生に相談してみませんか。
無料で先生にお答えいただきます(ただし、相談内容によってはお断りする場合があります)。
紙面では仮名とさせていただきます。
質問内容と住所・氏名・電話番号を下記へお送りください。
〒690-8668 松江市殿町383 りびえーる担当「家計アドバイス」係
WEB(http://www.myhome-meister.jp/)でも受け付けしています。
※希望者には面談にて詳細をお答えします。