ユニークな店名のとおり、しまね和牛肉を多彩に味わえる。

種牛から生育まで一貫して手掛ける市内のかつべ牧場で育った黒毛和牛の肉はオレイン酸が豊富で、脂身の甘さ、赤身のうまみが際立つ。

しまね和牛肉まぶしアップ
しまね和牛出汁茶漬け

かつべ和牛肉まぶし(汁物付き、2,300円、写真)では、しょうゆベースのタレをかけた契約栽培米ご飯の上に、芯レアなステーキの薄切りがたっぷり。

上質なモモの肉質を確認しながら切り分けて丁寧に筋を取り、ステーキ用やローストビーフ用に使い分けて調理するため、幅広い年齢層が抵抗なく食べられる肉のやわらかさは想像以上だ。

しっとりとろけるお肉の美味を、まずはそのまま、途中で卵黄や薬味をのせ、最後はあっさり出汁でいただけば至福!

出汁には、三瓶町志学特産の原木しいたけにトビウオやカツオ、サバ、利尻昆布などをブレンドした「志学のおだし」を採用し、素材を引き立てる。

Rしまね和牛オーストビーフ丼
ローストビーフ丼
Rしまね和牛ステーキ&ロストビーフ丼
ローストビーフ&ステーキ丼

 連日完売というローストビーフ丼(2,000円)のほか、食べ比べを楽しめるローストビーフ&ステーキ丼(2,300円)も。

手軽に食べられる丼や定食もあるので、好みやおなかの空き具合に合わせて選んで。

Rしまね和牛島根の朝ご飯

朝8時から10時までは、小鉢4種類にご飯、みそ汁と肉まぶしと同じ出汁がついた島根の朝ご飯(1,000円)も。

しまね和牛店内厨房 

しまね和牛店内
しまね和牛店内券売機

出雲大社の真横という立地もあって観光客も多く、店内はひろびろ。

入口すぐの券売機を通して注文するスタイルだ。

 

店主を務めるのは、長らく飲食業に携わってきた森 仁志さん。

新たに店を手掛けるにあたり、作り手の顔がわかるものを提供したいと、かねてからおいしさに一目おいていた同牧場の和牛肉をメインにすることを考えた。

三瓶山周辺産を中心としたおいしい契約栽培米、同じく三瓶の出汁を味わえるメニューは、新しいご当地グルメとして定着しそうだ。

 

しまね和牛店舗外観
しまね和牛と米と出汁
住所:出雲市大社町杵築東273 食事処いずも内【MAP】
電話:090-9052-4282
営業:8:00~16:00(~10:00はモーニング。L.O.15:00)
休み:水曜日
駐車場:あり
HP:こちらから
Instagram:こちらから

(記事は2025年9月21日現在)