コーヒー専門店として2025年3月に開店。

「他であまり扱わない豆を」とインドネシアやベトナム産が中心で、好みの豆を選び、味わうことができる。

ランチ名物のカレーは月替わりを入れ3種類。

中でも定番のスパイシーチキンカレー(1,200円、写真)は、香辛料の華やかな香りと程よい辛さがたまらない。

マタハリカレーアップ2
マタハリカレーアップ

副菜が5種ほど添えられ、必ず入るというチキンピックル(鶏肉の酢漬け)がクセになるうまさを添える。

カレーのレシピは師匠と慕う東京の故人から教わって独自に進化させてきたものだが、チキンピックルだけは作り方を忠実に再現しているそう。

このほか定番のもう一つ・エビのココナッツカレー(1,400円)は辛みもなく、キッズカレー(800円)も用意。

あいがけも可能なので、多彩な味を楽しんでほしい。

手作りしているというスイーツも人気で、クリームチーズなど2種類のチーズを混ぜ込み、濃厚な風味が特徴のMATAHARIプリン(600円)は完売必至。

マタハリカフェラテ

マタハリ豆
マタハリ豆2

ずらりと並んだインドネシアやベトナム産のコーヒー。

インドネシアは有名なマンデリンではなく、現地に住む友人経由でさまざまな島のものを取り寄せる。

ユニークなのは主力として扱うベトナムのコーヒー。

世界第2位の生産量を誇り、品種はコーヒーの主流・アラビカ種ではなく、病害虫に強く加工に向くロブスタ種が中心だという。

独特のクセはそのままでもおいしいが、ミルクと好相性なので、木次牛乳を使ったカフェラテ(680円)がおすすめ。

希少なベトナムのアラビカ種も入荷することがあり、エチオピアのような味わいが抜群だそうだ。

マタハリ1階絵

「MATAHARI(マタハリ)」は、インドネシアの言葉で太陽を意味する。

サーフィンをたしなむ店主が「既成概念がこわされるような気持ちを味わった」という、バリ島で見た夕日の雄大さをイメージして店名に冠した。

レストルームに飾られた写真や、壁にかかった絵からは、その感動が伝わってくる。

 

マタハリ1階店内
マタハリ1階窓席
マタハリ2階1
マタハリ2階2

コーヒースタンドらしいカウンター席が中心の1階は、黒い壁でスタイリッシュかつモダンなテイストにしつらえた。

天井の梁(はり)が落ち着いた雰囲気をかもす2階席も居心地がよく、のんびり過ごしていく人も。

週末のモーニングでは、ベーグルを使ったサンドメニューを展開。

金・土曜日を中心に気まぐれで実施するという夜営業ものぞいてみたい。

マタハリ店舗外観

MATAHARI COFFEE(マタハリコーヒー)
住所:松江市寺町147
電話:0852-78-9244
営業:11:00~17:00(土・日・祝日9:00~18:00。L.O.30分前)
休み:水曜日
駐車場:周辺の有料駐車場を利用
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