りびえーる本紙でも大きな反響をいただいている子育て応援企画「教えて!青山せんせい」のWEB版。
就学前から10代後半までの子どもたちを持つ親&祖父母へ向けて、毎回さまざまなテーマをお届け。どの世代へ向けたお話も、どこかで必ずあなたのお子さん・お孫さんにつながるのが不思議です。
子どもも親も祖父母も幸せになる…子育てを楽しんじゃうヒントを、この連載で見つけてください!
子どもの“自立心”を育むために…大切なことを一つだけ
2022年6月からスタートした本WEB連載が今回でひと区切りを迎えます。
今後は不定期ではありますが、りびえーる紙面でご紹介する予定ですのでお見逃しなく!
今回は、自分の足で立ち、自分の頭で考えて進んでいく…子どもの“自立心”を育むために、大切なことを一つだけ考えて、連載最終回といたします。
それでは今回も…教えて!青山せんせい!
自立とは、親の正解を再生することではない
親は子どもに「自立してほしい」と願いながら子育てをします。
しかしいつのまにか、親がいなくても“親の言った通りにできる子”を「自立した子」と呼んでしまうこととがあります。
でも、それは少し違います。
忘れ物をしない
宿題をする
時間を守る
周りに迷惑をかけない
ちゃんと挨拶をする
もちろん、どれも大切なことです。
けれど、それを「お母さんに言われたから」「怒られるから」「正解だから」と守っているだけなら、親がいなくなったあと、その子は何を基準に選ぶのでしょう。
本当に育てたいのは、親の示した正解を『守れる子』ではなく
自分で考えて選べる子
なのだと思います。
「失敗するかもしれないけれど、やってみたい」
「一人では難しいから助けてほしい」
そんなふうに、自分の状態を感じ、周りの人や状況も見ながら自分で判断していくことが子ども自身の成長にとって必要なのではないでしょうか。
だから自立とは、親の指示がなくても親の正解を再生できることではないと思うのです。
親の正解から少しずつ離れて、自分の答えをつくっていけることなのかも。
子どもの“自立心”を育むために、心しておきたいこと

子どもは親と違う選択をすることもあります。
その姿は時に、親から見れば遠回りに見えることもある。
「そっちじゃないのに」と言いたくなることもある。
子どもに何か言いたくなるとき…皆さんは、子どもの中にどんな力を育てたいと思っているのでしょうか?
子どもが「困る」前提で、そこを全部修正してしまったら、子どもはいつまでたっても「自分で考える人」ではなく「親の正解を当てる人」になってしまいます。
私は思うのです。
親の仕事は、親の思う正しい道を最後まで歩かせることではなく、
子どもが自分で道を選べるようになるまで、
必要なところで教え、支え、少しずつ手を離していくこと。
その子が困らないようにではなく、どんな大人になってほしいのか、どんな未来を生きていてほしいのかを考える。
子どもの中の何を育てたらいいのかわからなくなったとき、このことを思い出してくださいね。
「しあわせなおかあさん塾」青山節美さん(松江市)

「親が変われば子どもの未来は変わる」を理念に2018年同塾を開講、講座動員数は現在延べ1万人以上。
不登校改善オンラインコミュニティ「SOTTAKU」や、登録者数4.6万人(2026年9月末現在)を数えるYouTubeチャンネル「しあわせな子育て塾」でも迷える親たちへ具体的なヒントとエールを送り続けている。
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