赤くてサラサラの砂

 2025年4月から10月まで、大阪市で開催された大阪・関西万博。鳥取県がヨルダン館と、同万博で砂を通じた友好交流「サンド·アライアンス」協定を結んだことから、万博終了後にヨルダン館から砂を譲り受け、鳥取砂丘こどもの国と夢みなとタワーで活用することになった。

 

 同博では、たくさんのパビリオンが立ち並び、多くの来場者でにぎわった。中でも、大変な人気で長い行列ができた館が「ヨルダン館」。ヨルダンの歴史や文化を紹介し、メイン展示室では映画「アラビアのロレンス」や『スター·ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』のロケ地となった砂漠地帯ワディ·ラムの赤い砂を展示していた。

R0128_メイン・体験コーナー

<ヨルダンの砂の上をはだしで歩ける>

 夢みなとタワーでは、本格的な展示を前に25年11月23日、「ヨルダンの砂 体験コーナー」が1階に開設された。まず、その赤い色に驚いたが、サラサラとした砂で手足についてもはたけばサッと落ちて、感動。ぜひはだしで歩いたり、手ですくったりして、実際に体験してみてほしい。

 

R0128_赤くてサラサラの砂

 

 

R0128_ヨルダンの砂ソフト

「砂、食べられるんですか?」「本物ですか?」の声も聞かれるほど、そっくり

 体験コーナー近くの「みなとCUBE(キューブ)」では、このヨルダンの砂にちなんだ「ヨルダンの砂ソフト」(600円)をスタッフが考案。

 濃厚ミルクのソフトクリームにキャラメルソースと、「人工的な色は使いたくないので、赤い砂を何で表現するか考え、辛くないスパイスと焼き菓子で作った」という、本物そっくりの“砂”を振りかけた。11月23日の発売以降、印象的なビジュアルとジャリジャリ感、もちろん味も◎で、好評を博している。

 

R0128_伝統料理写真700円

<「クラシックフムス」(写真右)と「ババガヌーシュ」(写真左)。どちらもブレッドスティック付きのパッケージ(各700円)>

R0128_伝統料理写真1000円

<「クラシックフムス」(写真右)と「ババガヌーシュ」(写真左)。ペーストのみのパッケージ(各1,000円)>

 他にも、1階のタワー入り口に、中東の伝統料理でひよこ豆のペーストとごまペーストで作られている「クラシックフムス」、焼きナスにごまペーストとレモン果汁、ニンニクを合わせた「ババガヌーシュ」も並ぶ。前菜料理や軽食として親しまれているそう。

 

 1月31日には、夢みなとタワーの3階に、万博での展示をアレンジして再現する「とっとりサンドパビリオン」がオープンする。万博のヨルダン館に行った人も、行かなかった人も、気軽に楽しめる新エリアに期待は大きい。

 問い合わせは、境港観光協会(☎0859·47·3880)へ。