あそびばキッチン♪クリスマスケーキにまつわる思い出
2025.12.23
キッチンはココロがワクワクする遊び場
食事を楽しみ、ココロとカラダに幸せエネルギーをチャージしましょう!
まつわる思い出
2020年4月から、食にまつわる情報やレシピを寄稿させていただきましたが、今月をもって最終回となりました。長い間お読みいただき、ありがとうございました。
最後に私の食べものにまつわる思い出と、ちょっとしたメッセージをお伝えさせてくださいね。


昭和40年代のわが家のクリスマスケーキの定番は、某大手メーカーのバターケーキ。彩りよく飾られたそのケーキを、毎年楽しみにしていたものです。ある年のクリスマス。家族がそろい、さてケーキをカットして食べようというときに、父がシャンメリーを取り出しました(ご存じのように、シャンメリーはシャンパンを模した炭酸飲料で、栓を抜くと「ポン!」という景気の良い音がします)。 さて、家族全員が見守る中、父親がそのシャンメリーの栓を抜いたところ・・・瓶の中の炭酸ガスの圧力で勢いよく飛び出した栓が向かった先は、天井につり下げられた蛍光灯。幸いなことに誰もけがをしなかったのですが、割れた蛍光灯はケーキに飛び散り、その無残な姿を前に、がっかりしたことを覚えています。
あれから半世紀近くが過ぎ、大好きだった父も亡くなった現在、クリスマスが来る度に、ほほえましくなつかしい思い出としてよみがえってきます。
毎日の食卓を整えることは、大変な作業です。時には、時間をかけて作った料理がおいしくなかった、せっかく作った料理を鍋ごとひっくり返した、などいろいろ失敗して、一瞬悔しい思いをすることもあるでしょう。ですが、後々その出来事がなつかしい思い出としてよみがえることもあります。不思議なことに食べ物にまつわる記憶は、その時の情景や感情、一緒に食べた人の表情なども呼び起こし、心を温めてくれるものですから。

キッチンはココロがわくわくするあそびばです。100%の完璧を目指さなくても良い。時に失敗しながらも、これからも日々の食事を楽しみ、ココロとカラダにしあわせエネルギーをチャージしてください。


指導:佐々木 久美さん
(あそびばキッチン 管理栄養士)
山陰中央新報文化センター講師・日本体育協会公認スポーツ公認士
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