春はイチゴのおいしい季節。イチゴを存分に堪能するための豆知識と、羊毛フェルトでつくるイチゴのストラップ&ブローチを紹介します♪

イチゴ! 食べよう♪

イチゴについて詳しくなろう!

 たくさんの品種があるイチゴ。自分好みのイチゴを見つけるのも楽しいですね。

 今回は、米子水鳥公園の隣にある中海フルーツパークで楽しめるイチゴの品種と、おいしく食べる豆知識を紹介します。

フルーツパークで食べられるイチゴの品種

味だけでなく形やカットしたときの断面にも違いがあるイチゴ、ぜひ、食べ比べ・見比べをしてみて。

とっておき

鳥取県のオリジナル品種。皮が硬く県外への輸送に向いている

甘さと酸味のバランスが◎。完熟すると桃のような上品な甘さと香りが口いっぱいに広がる
 

ころんとしたきれいな円すい形
 

食べごろ 黒に近い濃い赤色が完熟の証

紅ほっぺ

章姫と酸味の強いさちのかを掛け合わせた品種。山陰では多く栽培されている

甘みが強く酸味もやや強い。イチゴらしいフルーティーな酸味を楽しめる

形がそろっており、ケーキによく使われる。カットした断面の紅色も美しい

食べごろ へたの部分までしっかり赤いもの。大きくてごつごつしたものがより甘みを貯めている

章姫(あきひめ)

観光農園で人気の品種。皮がやわらかくそのまま食べるのに向いている

甘みが強く酸味が少ないため、小さな子どもや男性に好まれる

果実はやや大きく長細い円すい形

食べごろ 先端がつぶれて台形になっているもの、へたの部分がほんの少し白いものがより甘い

おいCベリー

ビタミンCが豊富で7粒で1日の摂取量をとることができると言われる

甘み・酸味が強くインパクトのある味わい。香りもよい

油をぬったような光沢感のある見た目。種が立っていて粒が大きくみえる

食べごろ へたまでしっかり赤く、より大きいものが◎

イチゴについて聞いたのはコチラ~イチゴ狩り開催中!

中海フルーツパーク

住所:米子市彦名新田664(米子水鳥公園 隣)

電話:080-2921-4083(10:00~15:00)

期間:開催中~6月上旬(天候や生育状況による)

営業:火・水・木・土・日曜日の営業
   (1)9:30~ (2)10:30~ (3)11:30~(40分食べ放題)

料金:開催中~5月10日/大人1,800円、小学生・75歳以上1,500円、幼児(4歳以上)500円
   5月11日~終了まで/大人1,500円、小学生・75歳以上1,000円、幼児(4歳以上)無料

予約:HPより要予約 こちらから♪


HP:こちらから♪

イチゴ豆知識

・ハウス栽培でも味は変化する!?
イチゴは日照時間が長いと甘みが増し、気温が高くなると早く色付き、実は小さくなる。3月のはじめから甘さと大きさのバランスがよいイチゴになる。

・イチゴ狩りのときは章姫から食べよう!
章姫は甘みが強く酸味の少ないぶん、味がぼやけてしまう…。まずは章姫を食べてから他の品種を楽しもう。

◎イチゴは先端が甘い!
イチゴは先端から赤くなり、甘みをためるため、先端部分が一番甘い。へた側と先端とどちらから食べるのがおいしいかぜひ食べ比べを。

◎イチゴ狩りはたくさん食べるだけじゃない!
イチゴは一粒30~40グラムほど。10粒でも300グラムとおなかいっぱいに…。そこで存分に食べたあとは納得のいく大きさや形のものを探して時間いっぱい楽しもう。

羊毛フェルトで かわいいイチゴを作ってみよう!

<材料>

羊毛(芯用・赤・緑)

羊毛フェルト用針(1本針・3本針)

フェルティングマット

布団針(または刺しゅう針、糸穴の大きな針ならOK)

ハサミ、接着剤、ストラップ用ひも、ブローチ用金具、ボタン付け用の糸(ブローチ金具を付けるため)

作り方

ストラップ

(1)芯用の羊毛をイチゴの形に丸めて、3本針で全体を刺して形を固める (写真(1))。

※実寸よりも少し大きめに

(2)赤い羊毛を少し取り分けておく(写真(2))。
(3)(1)を芯にして赤い羊毛を気持ちきつめに巻く(写真(3)ー1)。
 
全体をまんべんなく3本針で刺していく(写真(3)ー2)。硬さはお好みで。
(4)ヘタ用に緑の羊毛を少量とって、しずくの形にして(写真(4)-1)5つ作る。
(3)に1本針で1つずつ付けていく(写真(4)-2)。イチゴとヘタの際を刺すのがコツ。
(5)ヘタの中央を3本針で刺し、へこませるとより雰囲気が出る(写真(5))。 
(6)ストラップ用ひもを通した布団針をイチゴの外側から、ヘタの真ん中へ向けて刺す(写真(6))。
(7)ヘタの中央から、元の刺し口に向けて針を通す(写真(7)-1)。
ストラップの長さを調整し、端を玉結びする。(写真(7)-2)
(8)玉結びがイチゴに付くまで、ストラップの輪の方を引っ張る。(写真(8))
(9)(2)で取っておいた赤い羊毛を被せ、玉結びに針が当たらないように注意しながら3本針で刺して、固定する。(写真(9))
(10)芯用の羊毛を少量取り、指で丸めて種を作る(写真(10)-1)。
1本針でイチゴに刺して付ける。(写真(10)-2)
ブローチ

(1)芯用の羊毛でイチゴの形を作るが、裏側は金具を付けるため平らにしておく。3本針で全体を刺して形を固める。

(2)赤い羊毛を少し取っておく。

(3)ストラップの(3)~(5)と(10)と同様にして、イチゴを作る。

(4)(2)で取っておいた赤い羊毛の中央を3本針で刺して固める(周囲は刺さずにフワフワのままにしておく)(写真(11))。
(5)固めた部分にブローチの金具を縫い付ける(写真(12))。
(6)裏に接着剤を付け、金具の上下を確認し、イチゴの裏に付ける(真ん中より、少し上に付けるとよい)。 (写真(13)) 
(7)金具を付けた羊毛の周辺を刺して、イチゴにしっかりと張り付ける (写真(14))。

取材協力/大国世津子さん:

羊毛フェルト作家、雑貨店「坂の下の小さなお店siro」(出雲市)オーナー。フェルト作品の取り扱いは、siroの他にサザンクロス(大田市)、ERRY-A(邑南町)、cobaco(浜田市)で。ブログ:「せっちの手仕事日記」、インスタグラム:こちらから。siro営業日:本日3/13・25~27、4/8~10・29~5/1