★あそびばキッチン★

キッチンはココロがワクワクする遊び場。
食事を楽しみ、ココロとカラダに幸せエネルギーをチャージしましょう!

 

今月末から高校スポーツの祭典、中国総体が開催されます。島根県と鳥取県は、合わせて11競技の会場となっており、選手以外にも大会スタッフとして参加される方も大勢いらっしゃることと思います。

\ 夏のスポーツ大会の選手・スタッフ・応援団 /

最高のパフォーマンスを発揮するための熱中症対策

熱中症対策を万全に

出場選手はもちろんですが、大会を運営するスタッフや応援・観戦する人も、気を付けたいのが熱中症です。会場が屋内であっても、収容人員や諸条件によっては暑熱環境となります。

また、自動販売機や飲料水の販売所が限られているなど、飲み物を購入するのに手間取ることも予想されます。

いずれにせよ、適切な体温調節や水分補給が難しいことを想定し、熱中症対策を立てておくと安心です。

水分補給

発汗量が多い場合は塩分を含むスポーツドリンクが適していますが、お茶や水プラス塩分を含む飴やタブレットなどでもOKです。会場入りの前に多めに準備しておきましょう。

水分の吸収速度の観点から飲料の適温は5~15度。冷蔵庫から出したての温度くらいが良いとされています。また、カフェインを含むコーヒーやエナジードリンクなどは利尿作用があるため、多飲は避けましょう。

睡眠と朝食でコンディションを整える

寝不足も熱中症を引き起こす要因といわれています。質の良い睡眠をとり、朝食もしっかり取ることが大切です。食事は水分補給の役割もあり、水分や塩分やミネラルを含んだみそ汁なども熱中症対策として有効です。

体調管理のために心がけたい食事のポイントは

選手の他、大会関係者やスタッフは心理的なストレスも大きく、連日となると疲労回復のためのケアも必要となってきます。暑さや緊張により内臓疲労も蓄積しやすいため、夕食は消化の良いものを選び、ビタミンCの多い果物なども意識して食べると良いです。

指導:佐々木 久美さん
(あそびばキッチン 管理栄養士)

山陰中央新報文化センター講師・日本体育協会公認スポーツ栄養士

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