【出雲市】<流星ぽんぽこ堂>おむすびをお供に“森の遠足”を楽しもう
2025.12.22
30年の保育士経験をいかし、大人も子どもも安心できる食を自然の中で楽しんでほしい…と、おむすびとスープをメインに2025年12月開店。
炊きたての出雲産コシヒカリに食べやすい具を合わせたおむすびは、うめや焼きたらこ、天かす入りの“ぽんぽこ”などを定番に、多い日は7種類ほど並ぶ(単品250円~)。
スープは大粒のしじみ汁、クラムチャウダーやミネストローネなどを日替わりで用意。
好みのおむすび2つにスープが付いたランチ(700円、写真)はテイクアウトも人気。
小学生以下向けに小サイズのにこにこおむすび(100円)もあり、親子で遠足気分を満喫できそう。


おむすびは単品で250円~300円台。
生ハムやアンチョビ、ザーサイ等を使った創作おむすびも絶品だが、お米そのものがおいしいので、塩むすびが最高のごちそう!
子ども向けのにこにこおむすびの味付けには、こんぶやしゃけ、たらこなどアレルゲンになりにくいものを選んだ。
人気のしじみ汁には大粒の貝が!
煮立ったら身が硬くならないよう一度引き上げるひと仕事で食べ応えも◎。
夏は冷製スープを出すこともあり、これからの季節はおでんも並ぶ予定なので楽しみが広がる。
保育の現場で長年取り組んできたのが食育。
季節感のあるスープの具をはじめ、おむすびには十六島(うっぷるい)ワカメをまぶしたり、西浜イモをサツマイモご飯にするなど、地元ならではの旬の食材で素材本来の味わいを感じられる工夫がうれしい。




やさしくふっくらと、あたたかなご飯を包む手のひら。
どうぞと手渡されるおむすびは、何か大切なことを思い出させてくれるような味だ。
コンセプトは“森のえんそくやさん”、と話す店長・來間さん。
「安心して食べられるものを自然の中でゆっくり食べることで、大人も子どもも自分自身にかえるひとときを感じてほしいんです」
おむすびのお店を…の原点は、お弁当を開けた瞬間の子どもたちのはじけるような笑顔だそう。
「見て見て!」とうれしそうな様子が、多忙な保育士生活の中に力をくれた。



開店の決め手になったという、ミニハウスを使ったかわいらしい店舗。
隣には遊歩道のある緑地公園が広がり、ロケーションも最高だ。
場所と建物に一目ぼれして、思い切って保育士を早期退職、飲食事業へのビジネスプランを練り始めたという行動力がかっこいい!
いずれは趣味で続けてきた手作りのキャンドルや雑貨なども並ぶそう。
小さなテーブルにイス、絵本も並ぶメルヘンな空間から、夢はまだまだ広がる。

流星ぽんぽこ堂
住所:出雲市浜町535-1 【MAP】
電話:080-6776-1717
営業:11:00~15:00
休み:月・火・金曜日ほか不定休
駐車場:あり
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(記事は2025年12月22日現在)